令和5年度 専門職業人材の最新技能アップデートのための専修学校リカレント教育推進事業

議事録

第1回全体会

事業名

建築技術者・技能者のIT活用力アップデートのためのリカレント教育推進事業

代表校

大阪工業技術専門学校

会議名

第1回合同委員会(実施・調査・開発・評価)

開催日時

令和5年10月5日(水) 16:00~18:00(2h)

場所

大阪工業技術専門学校(大阪府大阪市) およびオンライン

議題等

3.事業概要説明

   事業    :専門職業人材の最新技能アップデートのための専修学校リカレント教育推進事業

   事業名   :建築技術者・技能者のIT活用力アップデートのためのリカレント教育推進事業

   事業実施内容:本事業では、建築分野の技術者・技能者を対象にBIMツールの利用を推進する教育プログラム・教材の開発をはじめ、生産性向上に有効なツールの利活用に必要な知識・スキル及びその獲得に前向きなマインドのアップデートと、従業者全員のリテラシーの底上げを図るための教育プログラム・教材を開発する。

   令和5年度実施事項:

【開発】①モバイル端末活用(VOD、電子書籍、確認テスト、修了テスト)

         (1)スマホ入門 (2)スマホ活用基礎 (3)スマホ活用発展

②情報化社会の進展と関わり方

(VOD、電子書籍、確認テスト、修了テスト)

③ICT利用で情報共有やリモート会議を体験するワークショップ教材

【調査】生産性向上に有効な ツールの内容調査

【実証】1)モバイル端末活用  6日間 VODによるオンデマンド講座

2)情報化社会の進展と関わり方 3日間 VODによるオンデマンド講座

3)ICTを利用したグループワークを経験するワークショップ 2日間

          ※メタバース内の教室で実施(F8PS・・・WebVRプラットフォームを使用)

            https://www.forum8.co.jp/forum8/f8vps/

4.実施委員会、各分科会の役割

【実施委員会】事業実施の方向性、プログラム開発及び調査、評価の仕様、各分科会の活動内容と進捗、アウトプット等を確認して、事業全体の管理を行う。

【開発分科会】教育プログラム・教材の開発仕様の作成、開発内容・進捗状況の確認・管理、実証講座の企画・実施等を担当する。

【調査分科会】調査仕様の作成、調査の実施と分析、調査報告書作成等を担当する。

【評価分科会】事業内容と実施状況・アウトプット等の評価を担当する。

5.今後のスケジュール

  各分科会を早急に開催する予定です。

  後日、日程調整をしますのでよろしくお願いいたします

  実施委員会は、調査・開発の進んだ12月に予定したいと考えています。

  最終は2月に今回と同じ全体の合同委員会の実施を予定したいと思います。ご都合を調整しますのでよろしくお願いいたします。

6.質疑応答

   評価分科会は擬態的にどのようなことを行えばよいですか。

   具体的には、実証講座の結果や開発した教育プログラムの評価を行いますが、評価方法や項目、評価基準等を検討して、決めていくことも実施事項に含まれます。また、事業のKPIを定めていますが、適切かの検討や判断もお願いすることとなると思います。

7.事務連絡

   委員会出席謝金・旅費支給について(事務局より)

   本日の出席謝金・旅費については、銀行振込で行います。

   会議終了後メールにて、振込先等をお伺いしますので、早めにご返信ください。

   振込先は、委員様個人の振込先をお願いします

   所属する企業・組織の口座への振込を希望する場合は、事務局にご連絡ください。

   その他、謝金・旅費の注意事項をまとめておりますので、一度目を通してください。

以上

第2回開発分科会

事業名

建築技術者・技能者のIT活用力アップデートのためのリカレント教育推進事業

代表校

大阪工業技術専門学校

会議名

第2回開発分科会

開催日時

令和5年10月30日(月) 14:00~16:00(2h)

場所

オンライン

議題等

2 2023年度開発内容の確認と分科会の役割

  ・開発するカリキュラム・教材(VOD)、電子書籍、確認テスト等の内容の検討や企画案・草案等を作成して開発物を具体化する。

  ・開発に必要な資料等を持ち寄り、検討する。

  ・開発の方向性や実施内容について意見交換し、開発物の詳細を決める。

3 開発教材のシラバス(案)の検討

  ・モバイル端末活用

   スマホの基本操作について以下内容で検討中。

    電源の入れ方と用語説明、文字入力、電話機能の利用

    カメラ(写真撮影、動画撮影、QR) 

QRコード活用(カメラで読取、ウエブページ閲覧)              

    Gmailアカウントの作成、メールの送受信、添付ファイルの送受信 

インターネット接続(Wifi設定、接続)、ブラウザの利用

アプリのインストール、LINE入門、写真の加工、LINE活用基礎

写真の印刷                             

   ※内容を精査し、入門・活用基礎・活用発展での学習内容を検討する。Android版、iPhone版を作成することとする。

 ・情報化社会の進展と関わり方

・アナログな社会との違い、情報倫理、

携帯電話の進化

・スマートフォンの種類(iPhone、Android)

・スマートフォンの機能を紹介する。

・テキストの検索として、Google検索(テキスト、手書き検索)、

youtubeでの検索(テキスト)

・画像の検索として、Google検索(画像検索)、スマートフォンアルバム内の画像をテキスト

・音声の検索として、Google検索(音声検索)、Alexaでの音声検索

・検索を実施したことにより、ブラウザでレコメンドが行われるようになる。”                           

情報を記録する 

・紙でを蓄えていた→フロッピー、CDなどの媒体で蓄えていた→ クラウドに蓄える という記録の変遷

・Google Driveを利用して記録されたものをチーム内で共有

・その他の共有として代表的なSNSを紹介 Line、X(Twitter)、Facebook、Instagram、tiktok”                         

情報を活用する                                   

・Google Calendarを利用して予定登録、予定閲覧

・Google Meetを利用したWEB会議

・Google Formを利用したアンケートの回答、確認

・Google Mapを利用したルート検索”                           

情報を確認する 

・個人情報の定義

・認証方法(パスワード、パターン、顔、指紋)

・Webにおけるセキュリティ(プライバシーポリシーとWebでのcookie受け入れ)

・被害の実例1 情報の抜き取り(フィッシング)

・被害の実例2 カード情報のスキャン(スキミング)

・危険な使い方と情報漏洩”                           

情報と仕事をする                     

現代の情報化社会                    

・IOT(モノがネットにつながる、各デバイスとネットワークの連動についてのイメージももてるような紹介)

・コネクテッドホーム”                         

近未来の情報化社会                

・人工知能→生成AI(ChatGPT、Midjourney)

・XR(AR、VR、XR、MR)

・メタバース                           

4 動画教材のサンプル(案)の検討

  VOD教材の作成について、草案のもとに検討した。

  イラストよりも実施のスマホを撮影したものの方を用いることとした。

5 ワークショップの内容についての検討

  当初、ワークショップをメタバース上で実施することを予定していたが、事業期間等の関係からメタバースでの実施について検討している。

  ワークショップの内容は、メタバースでの実施にこだわらずにフォーマット等をまとめることとする。

6 今後のスケジュールの確認

  ・教材開発

   12月末までに各VODシナリオ、動画のドラフトを作成する。

  ・実証講座

   VOD完成後、募集をする。12月または1月に学校をとして建築系の団体に依頼する。

  ・ワークショップ

   1月・2月 VOD講座を受講した方を対象に実施予定

  ・次回委員会は、教材開発の状況・進捗確認のため、11月下旬または12月上旬に実施する。日時は後日事務局から調整する。

以上

第2回調査分科会

事業名

建築技術者・技能者のIT活用力アップデートのためのリカレント教育推進事業

代表校

大阪工業技術専門学校

会議名

第2回調査分科会

開催日時

令和5年11月12日(日) 16:00~18:00(2h)

場所

ACU―A(北海道)およびオンライン

議題等

2.事業概要説明

   事業実施内容:本事業では、建築分野の技術者・技能者を対象にBIMツールの利用を推進する教育プログラム・教材の開発をはじめ、生産性向上に有効なツールの利活用に必要な知識・スキル及びその獲得に前向きなマインドのアップデートと、従業者全員のリテラシーの底上げを図るための教育プログラム・教材を開発する。

   令和5年度実施事項:

【開発】①モバイル端末活用教材

           ②情報化社会の進展と関わり方教材

③ICT利用で情報共有やリモート会議を体験するワークシ ョップ教材

【調査】生産性向上に有効な ツールの内容調査

【実証】1)モバイル端末活用講座

2)情報化社会の進展と関わり方講座

3)ICTを利用したグループワークを経験するワークショップ

※調査分科会は、生産性向上に有効な ツールの内容調査を行います。具体的には、コミュニケーションツール、プロジェクト管理ツールについて、調査して、次年度以降の開発に活用します。

調査概要の説明(事業計画書から抜粋)

【調査】生産性向上に有効な ツールの内容調査

調査目的:次年度の教材開発の仕様作りの資料とするためのプロジェクト管理ツール及び情報共有 コミュニケーション支援ツールの情報収集及び機能分析と整理

調査対象:日本の企業で利用シェアの高いプロジェクト管理及び情報共有 コミュニケーション支援を目的としたソフトウェアを各々3点

調査手法:Web 上に公開されているサービス内容説明資料・取扱説明書等から各々7 社以上のサービスの情報収集を行い、情報不足内容については直接問い合わせて、コンセプトや建築業界でのシェア等の比較から各々3 社に絞り、ソフトウェア仕様の深掘りとベンダー訪問によるヒアリングを行う。

調査項目:建築技術者と建築技能者の2つの視点(使わせる人・使う人、機能を設定する人・機能を利用する人等)でのソフトウェアの使い方、習得の前提として求められる知識・スキル、新たに習得しなければならない知識・スキル等

分析内容(集計項目):

現在サービス提供されているプロジェクト管理ツール及び情報共有 コミュニケーション支援ツールについて

・マーケットシェア

・カバーしている機能と使いやすさ

・求められる知識・スキル

学び直し講座の開設にどのように反映するか(活用手法):

教育プログラム・教材の開発仕様の作成、実証講座の実習での利用ツールの選定に反映する。

3.調査対象とする生産性向上に有効な ツールの検討と絞込み

・プロジェクト管理ツール

・情報共有 コミュニケーションツール

※委員からの情報

株式会社三晃空調 様

プロジェクト管理ツール

・スパイダープラス      https://spider plus.com/

・AND PAD          https://andpad.jp/

株式会社大林組 様

・eYACHO(matamoji 様)

https://product.metamoji.com/gemba/eyacho/

・Buildee(リバスタ様)https://service.buildee.jp/

・direct(L is B 様) https://direct4b.com/ja/construction/

住友電設株式会社

・スパイダープラス(プロジェクト管理) https://spider plus.com/

・ドロップボックス(情報共有) https://www.dropbox.com/

・スプラッシュトップ(リモートアクセス)

 https://www.splashtop.co.jp/

・コミュニケーションツールとしてはTeamsがメイン

※サブコンの場合、元請けにあたるゼネコン様に合わせて現場単位で使用するツールが変わる場合もある。

主な調査対象とするツール

株式会社RVSTA 「Buildee」 

株式会社MetaMoji「eYACHO」

スパイダープラス株式会社 「スパイダープラス」 

株式会社アンドパッド 「AND PAD」 

株式会社L is B 「direct」

上記5ツールについて、マーケットシェア、カバーしている機能と使いやすさ、求められる知識・スキル等の情報収集をする。

また、上記以外に大手建築会社と共同開発されているツールについても情報を収集することとした。

※ビル建設会社と住宅建設会社では、使用されるツール・機能が異なると思われる

5ツールの調査を進めるとともに、大手ゼネコン等の使用しているツールおよび上記ソフトの使用率等についても情報を収集することとした。

4. 今後のスケジュール、その他

次回 調査分科会 令和5年12月15日 15:00~ 会場(大阪)とオンライン併用

以上

第3回開発分科会

事業名

建築技術者・技能者のIT活用力アップデートのためのリカレント教育推進事業

代表校

大阪工業技術専門学校

会議名

第3回開発分科会

開催日時

令和5年12月4日(月) 15:00~17:00(2h)

場所

オンライン

議題等

2.令和5年度 開発分科会進捗状況

   【開発報告】

   ①モバイル端末活用

    VODのサンプル、PPTスライドサンプルで進捗状況を説明

    VODについては、12月中にすべてのシナリオが完了

②情報化社会の進展と関わり方

 シラバスをもとに作成のスケジュールを説明

③ICT利用で情報共有やリモート会議を体験するワークショップ教材

 ワークショップを進めるためのフォーマット(案)の提示と解説 

検討事項

 VODの音声のずれについて

  音声データとスライドを合成するのではなく、スライドに音声あてる方式でできないかを検討する

電子書籍

 計画では、VODに使用するPPTスライドを少し詳しくした電子書籍を作成予定であるが、サンプルのPPTスライドを見ると少し詳しくした程度では、テキストとしてあまり役に立たないように感じられる。動画教材を見ていて、もう少し詳しく学習したいと思った人が見るような教材作成は可能か、また、スマホの操作を学習するための電子書籍は、何で見るか検討すると、スマホは実際の操作方法を操作しているため使用できない。特に入門については冊子として作成した方が良いのではないか

 内容を詳しくして、冊子として作成することについては、工数とスケジュールが増加するため、予算の見直しが必要と思われます。また、当初印刷考えていなかったので、印刷費の計上もないと思います

 予算的か対応が可能であれば、変更は可能か

 可能ですn

  →  電子書籍の内容を詳しくして冊子として印刷する方向で実施委員長と調整・・・最終的に実施委員会の了承をいただきますが、委員は変更の方向で検討ください

情報化社会の進展と関わり方のシラバスについて

  全体として、情報社会が進展していくなかで知ってほしいことを、興味を持って獲得していくような構成にしてほしい

ネットワークを観点に入れるのはどうか

セキュリティは関心が高いのではないか

他、委員より意見を集約し、シラバスを再構成することとした。

3.その他

  今後のスケジュール 次回は、1月に開発分科会を実施予定

  ※本日検討して内容は、確定・案等について、メールにて連絡しながら皆様の意見を反映する予定

以上

第3回調査分科会

事業名

建築技術者・技能者のIT活用力アップデートのためのリカレント教育推進事業

代表校

大阪工業技術専門学校

会議名

第3回調査分科会

開催日時

令和5年12月15日(金) 15:00~17:00(2h)

場所

AP大阪駅前(大阪府)およびオンライン

議題等

1.調査進捗状況

   Buildee

     マーケットシェア・利用者数:元請導入企業393社、導入現場数16,800現場、登録作業員数121,500人

基本機能

作業予定、ゲート予定、作業実績(出面管理)、揚重機予定、現場配置計画、機材予定、巡回記録/各種連絡、各種帳票出力

eYACHO

       建設業界等の現場対応ソフト

       マーケットシェア・利用者数は550社以上の導入実績と55、000以上 のユーザーをかかえる業界トップクラスのシェア

       基本機能

         「手書き入力」「工事写真台帳の作成」「録音機能」「PDF取り込み」「簡易作図」、JVや協力会社との「情報共有」

    スパイダープラス

    契約者数1,800社、ユーザー数65,000人以上

    建築業向けの施工管理サービス

    「現場-事務所-会社」間の事務作業の効率化が可能

   基本機能

    図面管理、電子小黒板、写真管理、報告書作成

    AND PAD

    利用数は18.1万社、ユーザー数46.1万人。導入企業数のシェアは6年連続で第1位

    建築業界のDX化に焦点を絞ったクラウド型のプロジェクト管理サービス

    国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS」に登録されている

    注文住宅、分譲住宅、専門リフォーム、大規模リフォーム、設備工事、太陽光、塗装・屋根・外壁、外構・エクステリア、ゼネコン、不動産などの様々な業界において利用されており、建築プロジェクト全般において利用可能なサービス

    ASANA

タスク管理を中心としたプロジェクト管理サービス

世界各国の企業で数百万人が利用

建設業界に特化したサービスではないが、多くの企業でプロジェクト管理のサービスとして利用されている

プロジェクト管理に特化したもの、コミュニケーションツール また朗報の機能があるソフトなあることが分かった。

ソフトにより、「現場」での利用が目的になっているものと、管理する側が利用することが目的のソフトウェアが存在する。また、ビル建設や都市開発などの大規模プロジェクトを対象にしたものと個人住宅の建築等 比較的小規模のプロジェクトを対象にしたものなどに分類できそうである。

収集した情報をもとに様々な視点で分析を行い、カテゴライズして、本事業で研究・教材整備をすべき対象を明らかにすることとした。

次回分科会までに、分析を行うとともに、それぞれのソフトについて、利用するための必要な能力を明らかにすること、担当はこれまで通りとする。

2.今後のスケジュール

  次回分科会は 令和6年1月15日(月) 9:00~

  ※9:00~とした

  ※会場とオンラインの併用で行うこととする。

以上

第2回実施委員会

事業名

建築技術者・技能者のIT活用力アップデートのためのリカレント教育推進事業

代表校

大阪工業技術専門学校

会議名

第2回実施委員会

開催日時

令和5年12月22日(金) 15:00~17:00(2h)

場所

大阪工業技術専門学校(大阪府大阪市) およびオンライン

議題等

2.令和5年度 事業進捗状況

 【調査状況報告】

    Buildee、eYACHO、スパイダープラス、AND PAD、ASANAに関する調査内容の報告と今後について解説

    上記ソフトウェアの特徴と利用する対象の絞り込み、利用するための必要能力を分析、その結果をもとに次年度の開発案件の対象を選択する基礎情報を提供する。

    次回調査分科会は 1月15日実施の予定 ここである程度まとめた資料を提出できる

     本事業の対象は、建築・建設現場を支える技術者・技能者であるとすると、今のところeYACHO が一番マッチするソフトであると思われる。

 【開発報告】

①モバイル端末活用

     VODのサンプル、PPTスライドサンプルで進捗状況を説明

    ②情報化社会の進展と関わり方

     作成のスケジュールの説明としわバスの再構成について報告

    ③ICT利用で情報共有やリモート会議を体験するワークショップ教材

     ワークショップのフォーマットと説明 

  検討・調整事項

①電子書籍について、使い勝手や利用方法などから印刷冊子にする希望が開発分科会委員より提案がある。

   ※スマホの操作方法をスマホで学習する場合、自身のスマホは操作を学習するため実際の操作に使用されている状態なので、電子書籍の場合、別に閲覧用のデバイスが必要となるため

   ②電子書籍の内容について、VODを補完するため詳しい内容とすることが提案された

   電子書籍については、提案通りの対応をすることが実施委員会で了承された。

   工数の増加と印刷費ようについて、委託費の流用で調整が可能か、実施委員会の了承のもと、実施委員長、開発分科会長、事務局にて調整することとした。

   ③実証講座について

    本年度実施予定の実証講座について、

    1 開発の遅れから、VODの提供が1月末~2月初めとなる予定

    2 建設・建築関係の団体、大阪工業技術専門学校卒業生へ受講参加を依頼したところ、時期的に人員を講座参加に咲くことが難しいとの回答を得ている

    上記により、本年度の実証講座実施は見送りとして、次年度に実施を行うこととしたい。

    実証講座実施見送りについて、実施委員会にて了承を得た。また。実証講座実施見送りに伴い、メタバースでのワークショップ(実証講座受講者が対象であるため)も見送りとした。

3.その他

  今後のスケジュール 2月に本年度最後の実施委員会を予定

   実施委員会の内容として、本年度実施事項の確認、成果物の確認、次年度計画の検討

以上

第4回調査分科会

事業名

建築技術者・技能者のIT活用力アップデートのためのリカレント教育推進事業

代表校

大阪工業技術専門学校

会議名

第4回調査分科会

開催日時

令和6年1月15日(月) 9:00~12:00(3h)

場所

AP大阪駅前(大阪府)およびオンライン

議題等

1.調査報告

   Buildee

    現場管理者に管理全般を任せる機能

    現場の作業効率向上を支援するソフト

    対象は現場管理者

    基本的な機器操作のリテラシー、建設現場の作業全般の知識、労働安全などの基本知識、現場管理能ノウハウ

eYACHO

       大林組とMetaMojiの共同開発ソフト、対象は、現場の技術者・技能者

    これまでの手書きのメモ(野帳)をデジタル化し、手書きでの入力も行えるようにして、これまでと変わらないやり方でデジタル化を実現している。

    求められる能力

基本的な機器操作のリテラシー、建設現場の作業全般の知識、労働安全などの基本知識

   天候や気温、風向きなど現場特有の事態に対し適切な行動をとるための経験的な知識やノウハウの習得 

   コミュニケーション能力

 

      スパイダープラス

    建築業向けの施工管理サービス

    積算作業の効率化を狙って開発された

必要な能力

スマートフォンやタブレット端末の基本的な操作方法、、言語化の知識、アカウントの概念、

 

      AND PAD

    建築業界に特化した情報共有・コミュニケーションを行うためのサービス

必要な能力

スマートフォンやタブレット端末の基本的な操作方法

現場監督や管理者側には、建築のプロセスに関する知識や ワーク・ブレイク・ダウンの知識など、プロジェクト管理の知識

     ASANA

    業界を特定することなくタスク管理型のプロジェクト管理サービス

必要な能力

スマートフォンやタブレット端末の基本的な操作方法

現場監督や管理者側には、建築のプロセスに関する知識や ワーク・ブレイク・ダウンの知識など、プロジェクト管理の知識

どのツールにおいても、デバイスを操作する関係から、デバイスの基本的な操作については、必要知識をしてあげられている。

重要なことは、対象者 誰が使うのかというのとである。

現場の技術者・技能者 一人一人が使用するのか、現場監督者が使用するのか、本部・元受けの管理者、経営者が利用するのかのよって必要知識も変化する。

現場の人の利用に特化しているのは、eYACHO、Buildeeである。ANDPAD、スパイダープラスは、現場のみならず、経営層まで拡張可能なソフト

であり、使用する目的により機能を選択・拡張するようなつくりである。ASANA、Backlogは、あらゆる業界に対応したプロジェクト管理のためのソフトになっている。

前述のような特徴があると思われるが、他に加えるべきことはありますか。

2月に最終の実施委員会が開催予定で、今回の結果の報告をします。

次年度この情報をもとに開発の仕様等を構築する予定です。

収集した資料等、まだ未提出のものは、すぐに事務局に提出をお願いします。

以上

評価分科会

事業名

建築技術者・技能者のIT活用力アップデートのためのリカレント教育推進事業

代表校

大阪工業技術専門学校

会議名

第2回評価分科会

開催日時

令和6年1月25日(木) 10:00~11:00(1h)

場所

オンライン

議題等

2.令和5年度 事業状況報告

    【調査状況報告】

    Buildee、eYACHO、スパイダープラス、AND PAD、ASANAに関する調査を行っている

    情報コミュニケーションツールかプロジェクト管理ツールか、対象どのような人が利用するか等を分析し、次年度開発に活用することとしている。最終的に調査報告書にまとめるので、出来上がったら送ります。

【開発報告】

①モバイル端末活用

  6本のVOD作成、VODを補足するテキストを作成中

    ②情報化社会の進展と関わり方

      VOD作成中、VODを補足するテキストを作成中

    ③ICT利用で情報共有やリモート会議を体験するワークショップ教材

      ワークショップのフォーマット作成中

 ●実証講座について

    本年度実施予定の実証講座については、実施を見送りとした

    1 VODの完成が遅れるため講座が実施できない

    2 受講者の募集が難しい

※時期的に企業からの参加が見込めない

3 上記に加え、上記講座の受講を前提条件とするワークショップも実施を見送りとした。

評価分科会について

 実証結果をもとに教育プログラムや開発教材、事業の評価をする予定であったが、本年度は評価の中心である実証講座が実施できていないため、評価分科会としての活動が十分に実施できない状態である。

次年度に向けて以下、事項をお願いしたい

事業のKPIについて、検討を依頼した

EX)教育効果(知識・技能、その他)

①修得した知識・技能の客観的評価について

     プログラム実施後の、確認テストの点数の正答率8割以上の受講者数<%>

     受講後の確認テストの結果を集計し、設問に対する正答率を算出する。正答率8割以上の受講者数を全受講者数で割った数値で評価する

 上記のように記載していますが、

   「プログラム実施後の、確認テストの平均点が 80点/100点満点 以上」としてもOKです

  10名受講、確認テストの結果が 90点が 5人、 70点が5人 の場合

   ・確認テストの点数の正答率8割以上の受講者数とした場合、 50%となりますのでKPIの達成率は、62.5%となります

   ・確認テストの平均点が 80点/100点満点 以上 とした場合 平均点は 80点なのでKPIの達成率は100%となります

上記のような指標について、妥当性等を検討して、どのような指標が良いか検討を依頼した

企業の評価について

評価を実施いただける企業担当者の紹介、選定等 令和6年度の評価を依頼する企業をある程度リスト化して、事業開始後、対応できるように準備を依頼した。

3.その他

  今後のスケジュール 2月に合同委員会を実施する予定なので、参加をお願いします。日程調査等を後日行います。

  本年度事業は3月15日に実績報告を文科に行います。

  同時に、令和6年度の事業計画を提出予定ですので、事業計画書への記載事項等でご相談、ご連絡するかもしれませんので、よろしくお願いいたします。

以上

第2回全体会

事業名

建築技術者・技能者のIT活用力アップデートのためのリカレント教育推進事業

代表校

大阪工業技術専門学校

会議名

第2回合同委員会

開催日時

令和6年2月28日(水) 15:30~17:30(2h)

場所

大阪工業技術専門学校(大阪府大阪市) およびオンライン

議題等

2.令和5年度 事業報告

   【調査状況報告】

    Buildee、eYACHO、スパイダープラス、AND PAD、ASANAに関する調査を行った

    情報コミュニケーションツールかプロジェクト管理ツールか、対象どのような人が利用するか等を分析し、次年度開発に活用することとしている。最終的に調査報告書を送ります。

【開発報告】

①モバイル端末活用

  6本のVOD作成、VODを補足するテキストを作成

②情報化社会の進展と関わり方

   VOD作成、VODを補足するテキストを作成

③ICT利用で情報共有やリモート会議を体験するワークショップ教材

    ワークショップのフォーマット作成

●実証講座について

  本年度実施予定の実証講座については、実施を見送りとした

    1 VODの完成が遅れるため講座が実施できない

    2 受講者の募集が難しい

※時期的に企業からの参加が見込めない

    3 上記に加え、上記講座の受講を前提条件とするワークショップも実施を見送りとした。

既にお伝えしております通り、実証講座見送りに伴い、メタバースも次年度に持ち越しとなっております。

雑役務費については、実施委員長と相談の上、テキスト(解説書)作成に充てております。

3.令和6年度事業計画について

3月15日令和5年度実績報告書提出と一緒に令和6年度事業計画も提出の予定となっております。

令和6年度事業については、以下を計画しています

<調査・研究>

BIMを活用している建築技術者・技能者、ユーザー企業およびBIMベンダー企業にアンケートとヒアリングを行い、利用状況と運用上の課題を抽出し、令和7年度に開発する教材の仕様作りの資料とする。

<開発>

事前学習用のオンデマンド教材(10分程度の動画と電子書籍コンテンツ)とリモート空間やメタバース内で実施するワークショップ教材を、技術者・技能者共通部分、技術者向けと技能者向けに分けて、下記2教材のそれぞれで開発する。

1)プロジェクト管理用ソフトウェア利用推進のための教材

(1)技術者・技能者共通部分

・動画10本+電子書籍、・確認テスト:Form10本、・終了テスト:Form1本

(2)技術者向

・動画7本+電子書籍、・確認テスト:Form7本、・終了テスト:Form1本

(3)技能者向

・動画5本+電子書籍、・確認テスト:Form5本、・終了テスト:Form1本

(4)ワークショップ用解説書・資料集

2)情報共有/コミュニケーション支援ソフトウェア利用推進のための教材

(1)技術者・技能者共通部分

・動画3本+電子書籍、・確認テスト:Form3本、・終了テスト:Form1本

(2)技術者向

・動画3本+電子書籍、・確認テスト:Form3本、・終了テスト:Form1本

(3)技能者向

・動画3本+電子書籍、・確認テスト:Form3本、・終了テスト:Form1本

(4)ワークショップ用解説書・資料集

<実証講座>

1)令和5年度に実施予定であったが令和6年度実施に計画変更したもの

1ー1)モバイル端末活用:建築技術者・技能者対象に受講者を募り、オンデマンドによる教材視聴と確認テスト、終了時に終了テストを実施する

(1)スマホ入門

1日目 1時間(3コマ)、2日目 1時間(2コマ+終了テスト)

(2)スマホ活用基礎

1日目 1時間(3コマ)、2日目 1時間(2コマ+終了テスト)

(3)スマホ活用発展

1日目 1時間(3コマ)、2日目 1時間(2コマ+終了テスト)

1ー2)情報化社会の進展と関わり方:建築技術者・技能者対象に受講者を募り、オンデマンドによる録画視聴とformを利用した確認テスト、終了時に終了テストを実施する  3日間

1ー3)ワークショップ:モバイル端末活用及び情報化社会の進展と関わり方の受講生対象に、グループ活動でスマホ利用による情報共有・リモート会議、情報検索等の実践を行う  2日間

2)令和6年度に開発する教材の実証

参画企業・団体の協力を得て受講者を募集し、建築技術者・技能者別にオンデマンド学習を行った後、技術者・技能者合同でメタバース内でのワークショップによる反転学習を実施する

2−1)プロジェクト管理用ソフトウェア利用推進(建築技術者向け): 7日間

2−2)プロジェクト管理用ソフトウェア利用推進(建築技能者向け):・6日間

2−3)プロジェクト管理用ソフトウェア利用推進ワークショップ(建築技術者・技能者向け):メタバース内の教室に入り、建築技術者・技能者がそれぞれの役割を遂行しながら、グループ活動でプロジェクト管理用ソフトウェアの利用を実践  2日間

2−4)情報共有/コミュニケーション支援ソフトウェア利用推進のための教材(建築技術者向け): ・2日間

2−5)情報共有/コミュニケーション支援ソフトウェア利用推進のための教材(建築技能者向け): ・2日間

2−6)情報共有/コミュニケーション支援ソフトウェア利用推進ワークショップ(建築技術者・技能者向け):メタバース内の教室に入り、建築技術者・技能者がそれぞれの役割を遂行しながら、グループ活動で情報共有/コミュニケーション支援ソフトウェアの利用を実践 ・2日間

令和5年度実施予定であった実証講座を行うので、実証講座の本数が多く、関係各所には、少しご負担が多いと思いますが、ご協力をお願いします

令和6年度事業は、5月の連休明けぐらいに決済される予定のようです

※確定情報ではありません

委託開始が確定しましたら、委員会の開催等ご連絡いたしますので、よろしくお願いいたします。

4.その他(事務局)

 本日の委員会謝金・旅費等は銀行口座への振込となります。

 実績報告書提出が迫っておりますので、旅費等の領収書提出がある方は、早急にお送りください。 

以上